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重層の建物で、階上に体育館などのスポーツフロアを設計する場合、階下への遮音性能が求められます。ユニットフロアG『音振不通』は階上スポーツフロア専用に開発された高性能遮音スポーツフロアシステムです。

従来は、体育館と言えば、平屋建てがほとんどでした。近年では、敷地面積の不足や土地の有効利用から、階上に体育館、階下に教室等を設置する建物が増加しています。こうしたケースでは、階下にいわゆる「騒音」となる「床衝撃音」が発生するため、階上体育館ではその対策が重要な要素となっています。
ユニットフロアG『音振不通』は床の弾力性、強度、施工性など、従来ユニットフロアGが有していた性能を十分に維持しつつ、さたに階下への遮音性能の大幅な改善を図った最新の高遮音スポーツフロアシステムです。

＜音振不通の3大特性＞

1.　階下への遮音性能に優れています。
振動絶縁性に優れた新設計のダブルクッションタイプの防振ゴムを特殊制振材の併用により、重量衝撃音を大幅に低減します。

2.　スポーツフロアに必要な弾力性を備えています。
クッションゴムと特殊制振材の作用により適度な弾力性を有し、長時間の運動にも床から受ける疲労感が少なく、関節などへの障害も防げます。

3.　ユニット工法により工期が短縮できます。
構成部材が少なく、施工が簡単なため、工期が早く、更に精度の高い床を作ることができます。