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高耐候・高耐久寸法安定床システム/G-MP
近年のスポーツ施設床では、耐久性・弾力性・安全性に加え、高い品質が求められています。その背景には近年の温暖化に伴う乾燥化や、施設の高機能化に伴う冷暖房・床暖房設備の導入等による床の反りや目地隙・割れの発生が挙げられます。本製品はこうした環境の変化に対応すべく、弾力性や安全性など木のたわみ特性を生かしつつ湿度変化による寸法変化・狂いを最小限に抑える新しい床システムを開発しました。 <新時代の床技術/モイスガードフロアシステムの特徴> 1. マルチ機能スポーツ施設に向けたフロアシステム 株式会社UFGでは、体育館の床システムとしていろいろな環境に対応可能な新時代の床システムを開発しています。現在の体育館は複合施設として種々の用途に使われることはもちろん、非常に厳しい湿度環境を伴う空調や暖冷房に対応する床システムを新たに開発しました。 スポーツフロアを取り巻く環境の変化と、従来木床の問題点について 床システムのコンセプトは、弾力性や安全性など木のたわみ特性を活かしつつ、湿度変化による寸法変化・狂いを最小限に抑えることです。そのためには体育床システム全体で対策を図る必要があり、床下地及び仕上材の両方に防湿対策を図っています。 床下地は木質系下地パネルの表面全体、六面全体の防湿処理を図っています。また仕上材は室内側の湿度の影響を受けるため、表面単板に特殊樹脂を含浸させ、湿度変化に対する寸法変化を最小限に抑える構造としました。 2. 湿度環境対応性能 評価試験方法 : 環境試験機(恒温恒湿室:タバイBL-2W3YP2N)にて乾燥〜高湿環境下での床材の寸法変化、反り、隙、等の特性を比較評価しています。 3. 湿度安定性(乾燥試験70℃、168hr後の結果) 大版積層フローリング(JAS複合フローリング)の従来品では、乾燥により表面単板(カバ材)が収縮し、1〜2mmの隙間が発生。一方、特殊樹脂を含浸したスーパーフロアGRWは、僅かな隙間も発生していません。 4. 表面強化(鋼球落下試験の結果) JIS1418衝撃試験の球形おもりW2-500を使用。落下高さは75cmとし、へこみ量を測定しました。 全面防湿床システム「ユニットフロアGMPシリーズ」
※ 捨て張り用合板は構造用合板、または普通合板使用。 寸法安定強化大版積層フローリング「スーパーフロアGRW」
スーパーフロアGRW仕様
※ 標準パネルはダボ穴加工済み、ダメ廻りは用はダボ穴加工なし。 |
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